年に何台もスマホを乗り換えている僕ですが、実はワイヤレスイヤホンにもそれなりにお金を使ってきました。値段もピンからキリまであって、正直「高ければ良い」というものでもないんですよね。今回は、実際にいくつも使ってきた経験から、ワイヤレスイヤホン選びで本当に見るべきポイントをまとめます。
まず接続方式を確認する
完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を選ぶ際は、Bluetoothのバージョンと対応コーデック(AAC、aptXなど)を確認しておくと、音質・接続安定性の目安になります。iPhoneユーザーであればAAC対応、Android・ハイレゾ音源を楽しみたい方はaptX対応かどうかをチェックすると良いでしょう。
バッテリー持ちは「本体+ケース」で見る
イヤホン本体だけの連続再生時間だけでなく、充電ケースを使った合計の再生可能時間も必ず確認しましょう。通勤・通学で毎日使う場合、本体3〜4時間+ケースで追加2〜3回分の充電ができるモデルだと、日常使いでストレスが少ないです。
ノイズキャンセリング機能の有無
電車移動が多い方や、集中したい作業中に使う方には、ノイズキャンセリング(ANC)機能があると快適さが大きく変わります。逆に、屋外でのランニングなど周囲の音を聞きたいシーンが多い方は、外音取り込みモードの自然さもチェックポイントになります。
装着感・遮音性は実店舗で試すのが一番
耳の形は人によってかなり差があるので、レビューで評判が良くても自分の耳に合わないことがあります。可能であれば家電量販店の試着コーナーで、イヤーピースのサイズを変えながら装着感を確認するのがおすすめです。
防水性能(IPX等級)もチェック
汗をかくスポーツシーンで使う場合は、IPX4以上の防水性能があると安心です。雨の日の通勤・通学で使う機会が多い方も、防水性能があるモデルを選んでおくと長く使えます。
価格帯別の選び方の目安
5千円前後の価格帯は、通話や動画視聴などライトな用途には十分ですが、音質やノイズキャンセリング性能は簡易的なことが多いです。1〜2万円前後になると、主要メーカーのミドルクラスモデルが揃い、ノイズキャンセリングや音質のバランスが良くなってきます。2万円を超える価格帯は、上位機種の音質やノイズキャンセリング性能を求める方向けという印象です。
実際に使ってきて感じたこと
高価格帯のモデルほど満足度が高いかというと、必ずしもそうではなく、自分の使用シーン(通勤中心か、在宅ワーク中心か、運動中心か)に合っているかどうかの方が満足度への影響が大きいと感じています。何台か乗り換えてきた中で、結局「装着感が良くて、バッテリーが長持ちするモデル」が一番長く使い続けられました。
マルチポイント接続機能もチェックしておきたい
スマホとPCなど、複数の端末を切り替えながら使う機会が多い方は、「マルチポイント接続」に対応しているモデルがおすすめです。この機能があると、いちいちBluetooth設定を開いて接続し直さなくても、自動的に使用中の端末に音声が切り替わるので、在宅ワークで会議と音楽再生を行き来するような使い方でもストレスが少なくなります。
アプリ対応でイコライザー調整ができるか
メーカー純正アプリで、イコライザー設定や装着状態の検出、紛失時の位置検索などに対応しているモデルも増えています。音質の好みを自分で細かく調整したい場合は、こうした専用アプリの機能性も比較ポイントに加えると、満足度の高い1台を選びやすくなります。
ケースの充電端子・置き方も地味に重要
USB-C対応かどうか、ワイヤレス充電に対応しているかも、日常使いの快適さに関わるポイントです。持っている他のガジェットと充電ケーブルを統一できると、外出時の荷物を減らせます。ケースのサイズ感やポケットへの収まりやすさも、実際に使ってみると地味に満足度を左右する要素だと感じています。数千円の差でこうした細かい使い勝手が変わってくるので、スペック表だけで決めず、レビューや実機での使用感も確認しておくことをおすすめします。
僕が実際に使っているモデル
ここまで選び方のポイントを挙げてきましたが、実際に僕が使っているモデルも紹介しておきます。
Shokz OpenDots ONE(オープンイヤー型)
耳を塞がないオープンイヤー設計の「OpenDots ONE」を使っています。イヤーカフのように耳に挟んで装着するタイプです。長時間つけていても耳が痛くなりにくく、周囲の音(駅のアナウンスや呼びかけなど)も自然に聞こえるので、通勤中や在宅ワーク中の「ながら使い」に向いています。カナル型のような密閉感が苦手な方には特におすすめです。詳しいラインナップはShokz日本公式サイトをご覧ください。実売価格はこちらで確認できます。
Technics EAH-AZ80 / EAH-AZ100
音質にこだわりたいときは、Technicsの完全ワイヤレスイヤホンを使っています。EAH-AZ80、そして後継機のEAH-AZ100はどちらもハイエンドクラスのノイズキャンセリング性能と音質のバランスが良く、通話品質(マイク性能)も高いのが特徴です。価格帯は上の方になりますが、長く使う前提であれば十分に満足度の高い投資だと感じています。
なお、スペックの詳細はメーカー公式サイトで確認できますが、実売価格は後継機が出るタイミングで大きく動きます。EAH-AZ80のように後継機の登場で型落ちになったモデルは、性能そのものは変わらないのに価格だけ下がることがあります。購入前に通販サイトの価格帯も見ておくと、判断しやすくなります。
参考までに、実際の販売価格はこちらで確認できます。
よくある質問
Q. 片耳だけ紛失した場合はどうすればいい?
メーカーによっては、片耳のみの単品販売に対応していることがあります。購入前に、片耳紛失時の対応があるメーカーかどうかを確認しておくと安心です。
Q. 有線イヤホンと比べてどちらがいい?
音質にこだわりたい、遅延を最小限にしたい場合は有線、利便性を重視するならワイヤレス、というのが基本的な考え方です。用途によって使い分けるのもおすすめです。
まとめ
ワイヤレスイヤホン選びは、接続方式・バッテリー持ち・ノイズキャンセリング・装着感・防水性能の5つを軸に考えると失敗しにくくなります。価格だけで判断せず、自分の使用シーンに合ったモデルを選んでみてください。

